今日の運転でちょっと嫌なことがあって、めっちゃ気分が落ち込んでしまった。
(また親に迷惑掛かるだろうな。
この気分を直そうと思って、
高校生だったときに買った「最終兵器彼女」を久しぶりに読んでみた。
今日、実家から持ってきたところなんだよね。こんなに早く出番が出るとは思わなかったよ。
「最終兵器彼女」は僕にとって、負の感情を全部表に出してくれる素晴らしい本なんだ。
男だけど、最初から最後まで読むと、いつも涙がボロボロ流れ落ちてくる。
悲しくて、切なくて、でもこの気持が止まらない。(なんかよく聞くセリフだな。
「最終兵器彼女」を買ったのも、泣てしまうから立ち読みできなかったからなんだよな。
泣きたいけど、泣けないときにめっちゃお勧めです。
ストレス溜まってるときも、泣くと体にいいらしいですよ。
久しぶりに「最終兵器彼女」を全巻読んだら、
巻末のあとがきにいいことが書いてた。
「ハッピーじゃないけど、不幸せじゃない。正しくなんてないけど、間違ってない。救いはないけど、記憶とその先だけはちゃんと、ある。」
この言葉はこれから就職と修論が待ち構えている学生の自分にとってめっちゃ共感をあった。
そのあとに、
「こんな物語が意味を持つ時代が人生の一時期きっといつかあります。そしてたとえば五年経ったらこの本はその誰かにとってもう意味のないものになっているでしょう。」
「その時がきたらどうか、この本を誰かに譲ってください。」
って書いてあった。
高校卒業してからもう五年以上は経ってるけど、
まだまだ、この本を手放せそうにないな。
周りで「最終兵器彼女」を譲ってくれる人がいないかどうか、
探してみてはいかがですか。
悲しい気持ちを表に出して、
そのあとにちょっと元気づけてくれるいい本ですよ。
